オイル・タイミングベルトに関することについて
オイル・タイミングベルトに関する事について
自動車のオイル(油脂類)は以下のように多くの種類が存在します。
●油脂類
エンジンオイル
トランスミッションギアオイル
オートマチックトランスミッションオイル
CVTオイル・トランスファーギアオイル
デファレンシャルギアオイル
ブレーキフレード・クラッチフレード
パワーステアリングフレード
ステアリングギアオイル・グリース
クーラント・バッテリー液
ウィンドウォッシャー液
エアコンガス・ガソリン・軽油
その他潤滑油等これらに類するもの
これらはお客様の使用環境により交換時期が変化するとは思いますが、エンジンオイルについては、燃費の向上・静粛性・潤滑・冷却効果などに良い影響をもたらします。汚れも、エンジン内部のスラッジを除去している事の証しと言えますので、少なくとも1年もしくは5000km以内で交換される様、お勧め致します。エンジン内のバルブが高性能になっておりますので、出来るだけ高品質オイルにしていただけたらよろしいかと思います。
オートマチックオイルも30000kmぐらいで正規の圧送交換をお勧めします。
(尚、有料点検の場合、エンジンオイル代のサービスなども実施しておりますのでご相談ください)
●タイミングベルトについて
ファンベルト・エアコンベルト・パワステベルトとは異なります。
それらのベルトのさらに内側(エンジンサイド)にカバーがあります。そして、その内部にあります。
埃や水・オイル等から防ぐ為(それだけ重要という事)のカバーです。
最近では再びチェーン形式も取り入れられておりますが、切れたり、位置がずれたりしますと、エンジンがかからなくなります。
原理としては、エンジンの内部で適正な爆発によってピストンが上下運動をして、クランクシャフトが回転します。爆発は吸気・圧縮・爆発・排気の段取りがスムーズに連続的に行われていますが、その為には吸気バルブをタイミングよく開けたり閉めたりする必要があり、カムシャフトがバルブ開閉を制御していますので、その大事な2つのシャフトをきちんと連動させているのがタイミングベルトです。切れたらエンジンがかからないだけでなく、バルブとピストンがぶつかり破損するものもあります。修理代も2ケタになります。
最新車輌は10万km保証ではありますが、酷使している車輌ほど早期に切れる可能性は増します。現在おおむね、7万kmほど走られているお車はそろそろ実施する事をお勧め致します。
今後も、乗り換え予定がなく、継続的に乗られるとしたら、1回実施すれば安心して走行できますので、必ず交換して下さい。なお、オイルシールやウォーターポンプも集中していますので、同時チェックができます。(エンジンオイルをあまり交換していない場合ベルト負担がかかり、劣化を早めます。
担当部署 | 合資会社高沢自動車製作所 |
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担当者名 | 山崎 幸雄 |
電話番号 | 0776-21-3530 |
メールアドレス | info@takazawa.net |